Giardino dei Boboli(ボボリ庭園)

フィレンツェに行ったら絶対行きたい！！　ラブラブ　ロマンチックスポット！

ロマンチックなフィレンツェの観光スポット　オススメベスト１０！

＜スポット７＞　＜スポット３＞　Giardino dei Boboli(ボボリ庭園)

イタリア式庭園を代表する1500年代にメディチ家によって造園された美しいガーデンは、今も昔も恋人達が愛を語り合う、ロマンチックな場所。
整備された緑に囲まれ、まるで隠れん坊をするように、ひょっこりと顔を出す美しい彫刻や噴水を見るだけでも、詩人ゲーテが語ったポエムが口から出てきそうな、そんな雰囲気を持つ庭園です。

（上の写真は）ボボリ庭園から見下ろしたピッティ宮殿の様子。

狭い細道、石造りの古い建物やお店、美術館に囲まれた大変人の多い旧市街から、
このボボリ庭園に入場してくると、まずはホッと一息できます。。。。

また丘の上に形成されているこの庭園は、登るのは結構大変ですが、頂上付近までくると、
こんなに素晴らしい宮殿や街の眺めを独り占めすることができるのです！

こちらは、逆に、ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館の窓からみたボボリ庭園の様子です。（勿論この景色は庭園のほんの一部だけの様子です。庭園自体は大変広く、右は約３キロほど行ったローマ門まで続いているという広さです！）
イタリア式庭園の典型と言いましたが、日本式庭園と違って、「人間の頭で考えた庭園」ですから幾何学模様に構成され、殆どの配置はシンメトリーに美しく整列させられているのが特徴です。
必ず庭園の真ん中には水のシンボルとなる「噴水、池、井戸等」が配置されているのも特徴の一つですね。
写真の真ん中には「fontana del carciofo」アーティーチョークの噴水が見えています

庭園をまず一段登りつめると、美しい「ネプチューンの噴水」が見えてきます！真ん中にいるのはギリシャ神話に登場する海を支配する海帝王ネプチューンのブロンズ像は、メディチ家のお抱え芸術家であるジャンボローニャ作のオリジナルです！

ネプチューンの噴水のまた上の段にはこの、大理石彫刻「abbondanza」豊穣の女神の彫刻が出迎えてくれます。さて、ここで皆さんは、頂上だと思ったら大間違えです！さらに、この彫刻の裏にはもう一段登れる階段があるので、是非登ってください！そうすると・・・・

大変美しいローズガーデンに出る事ができます！バラの花言葉は「愛」です！まさに新婚の愛し合うお二人にはぴったりの愛を語らう場所でしょう！特に４-５月にかけては沢山の種類のバラが咲き乱れ、この幾何学模様の迷路のようなガーデン内は、頭がくらくらするほど香り高い気品のあるばらの香りで満たされます！

バラの香りに満ちた「ローズガーデン」の奥にはまた美しいピンク色の小さい建物があります。是非立ち寄ってみてください！
内部は「陶器博物館」となっていて、メディチ家のコレクション品の陶器から、ナポレオン時代の陶器まで世界でも珍しい高級な陶器を見る事ができます。

陶器とは思えない程美しい調度品の数々。。。。上の写真はテーブルデコレーションに使われていたミニチュア彫刻です。ヨーロッパではかつて瀬戸物は「白いダイアモンド」と称されて大変高価な物でした。

さらにボボリ庭園を東の方に進んでいってください。割と人が少なくなってくるので、見落としやすい場所ですが、このボボリ庭園の必見スポットといっても間違えない場所です。この、kaffe hausコーヒーハウスというロレーヌ家が建てた緑色の建物が目印です！

こんなに美しいフィレンツェの街並みが、一人占めできるポイントです！！特に、ドゥオーモの赤屋根のパノラマはミケランジェロの丘から見るよりも、もっと近くに、まるで手に取ったように撮影することができるのです！
しかも、どんなにハイシーズンに来てもここは人がいないのがお薦めのポイントです！
また、芝生が緑に綺麗に整備されているので、静寂な中、芝生に座ってゆっくりとお二人の時間を過ごす事が出来るのもいいですね。
あっという間に時間が過ぎてしまうのもわけありません。。。
お昼寝したい気分になる場所です！

最後に出口を出る前に、この「grotta del Buontalenti」ブオンタレンティの洞窟という人口石灰で作った不思議な洞窟もお見逃しなく！