イタリア ウェデイング フィレンツェで結婚式現地コーディネート

Cupola del Duomo(クーポラ ディ ドゥオーモ)

Cupola del Duomo(クーポラ ディ ドゥオーモ)フィレンツェの花の大聖母教会duomo(ドゥオーモ)の頂上に登ると恋が叶う!?といわれるラブスポット!

「フィレンツェのドゥオーモのクーポラ(丸天井)に登ると恋が叶うって・・・・」といったロマンチックな名言を残したのは映画「冷静と情熱の間」に出演する名俳優竹ノ内豊さん。そんな乙女心にキュンとくる名言を心に思いながらこのフィレンツェにいらっしゃる方も多いでしょう。。。。

ここに来た多くの恋人達はそんな想いを大切にしながら、この階段を上って頂上を一緒に目指すのです!

勿論エレベーター等、そんな便利な物が無かった時代のものですので、必ず石造りの狭い階段を登らなくてはいけません!しかし、それはこれからお二人で歩んでいく、人生の登り道に例えられます。。。二人で降り越えていくからこそ、つらい坂道や暗い、目の回りそうな螺旋階段だって、楽しい物に見えてくるはず!

そして、登りきった後の、フィレンツェの見事な赤屋根のパノラマは、お二人の心に一生刻まれる素晴らしい景色になる事間違えなしです!

名称Cupola del Duomo(クーポラ ディ ドゥオーモ)
住所Piazza del Duomo Firenze Italy
電話0039-39 348 6543173
(opera del duomo di firenze)
開館時間9:00-18:30
休館日日曜日と宗教的な祝日
入場料10ユーロ(共通券)
行き方ドゥオーモ広場から、正面入り口に向かって左奥に進むとちょうど丸天井の始まる手前に「entrance to the dome」と看板が見えます。
シーズンには長蛇の列になっている事もあるのですぐに分かります!
サイトhttp://www.operaduomo.firenze.it/

フィレンツェのシンボル的な存在といっても過言では無い、この見事なクーポラ(丸天井)は、1436年完成された天才建築家ブルネッレスキの代表作です。直径42メートルもある巨大な丸天井を乗っけるのは当時、(今から600年前!)不可能だったと言われていたその時代に、彼はそれを可能にしてしまったのです!

二重構造にして設計されたために、建築家ブルネッレスキは、工事用の螺旋階段463段を作っていた為に、その階段を今でも登ることができるのです!(勿論階段はありません!)

クーポラのすぐ前の広場には、このドゥオーモの設計に携わった有能な建築家達の記念碑が密かに佇んでいます。

左は、1296年にこの大聖堂ドゥオーモを設計したalnolfo di cambio(アルノルフォ ディ カンビオ)の姿(帽子をかぶっている人です)。左側がこの素晴らしい大クーポラを設計した天才建築家ブルネッレスキの姿です。彼はコンパスを持って自分のプロジェクトした(そして完成をみる事が出来なかった)クーポラを見上げている格好です。

ドゥオーモのクーポラ(丸天井)に登るには、専用の入り口(正面ファザード玄関)向かって左奥にある入口から入ります。入場料を8ユーロ払ってから登り始めますが、シーズン(3月から10月にかけては)とても混んでいるので朝一の8時30分ごろから並んで待つか、終了間際の17時30以降に行く事をお薦めします。(9時から18時30分まで開館、日曜日祝日はお休み)
入ると、このような石造りの螺旋階段を一段一段と登っていきます。特にこの階段は狭くて暗くて閉所恐怖症の方にはオススメできません!目が回りそうになる程急な階段です!

しかし、この狭い階段を辛抱強く登っていくと、突然こんな素晴らしいフレスコ画が広がります!これは、1500年代にメディチ家のお抱え芸術家ジョルジョ・ヴァザーリが10人の弟子と共に描いた「キリストの最後の審判」がテーマとなっている壁画です!これを展望テラスからとても近くで鑑賞することができるのもここに登る一つの魅力なのです!

テラスに出たら、よく鑑賞してみましょう!上の方の天上界の方には審判をするキリストが!反対に地獄(底辺の方)には恐ろしい悪魔の様子が描かれているはずです。。。悪魔は、3つの顔を持ち、蝙蝠の羽を広げ、地獄に落ちてくる人々を食べている恐ろしい姿です。。。。!!

また、再びドゥオーモに登り始めます!この途中、是非見ていただきたいのがこのレンガの積み方です!建築家ブルネッレスキが計算した煉瓦の積み方は「spina di pesce」=フィッシュボーン魚の骨の形の様になっています。これによって、思い丸天井全体の重さを上手く壁全体で支える事ができる作用があるのです。

最後の一番キツイ階段に差し掛かります!まるで梯子状態のこの階段を登ればもうすぐ頂上に到着です!!

ご覧ください!この素晴らしい景色!!手前に見えているのはジョットの鐘楼です。ここも登れるので体力のある方は是非この後に登るといいかもしれません!?

丸いのはメデイチ家の礼拝堂(国立美術館)と緑色の屋根である中央市場。

今度は南側のパノラマです!石造りの塔の聳え立っているのは市役所であるヴェッキオ宮殿や、左のバルジェッロ国立博物館。

アーチ型の建物は共和国広場の凱旋門です。

天井から見下ろすと。。。。怖いぐらいに人や車が小さく見えますね・・・・・本当に高いというのが実感できます!


東京からお越しのタカラさんご夫妻です。お二人で「ここまで登れて本当に良かった!!」と喜ばれていました。

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