イタリア ウェデイング フィレンツェで結婚式現地コーディネート

オラトリオ教会(聖フィリッポ教会)

oratorio

式場(教会)の歴史と特徴


<写真上:外観(フィレンツェの市庁舎ヴェッキオ宮殿のすぐ裏にある立地条件の大変良い教会です)

1640年にローマから来た聖フィリッポ会の修道士たちが当時のローマ法王ウルバーノ8世から、このフィレンツェの古い歴史地区を教会建設のために寄贈されたことから、この教会建設の歴史が始まっております。
この場所には、もともと、1174年に建立された古い聖フィレンツェ教会も含まれており、この場所には、教会、塔の家、宮殿、が立ち並ぶ狭い地区だったそうです。
ここに、聖フィリッポ修道会は、大きな宗教ゾーンを計画し、この地区は彼らの、修道会の設立者である、「聖フィリッポ デイ ネーリ」(1622年に聖人に認定された)に掲げられたのです。
1645年に、当時有名な芸術家としてローマで活躍していた「pietro da cortona」
ピエトロダコルトーナ氏に設計を依頼するのですが、余りにもゴージャスなプロジェクトと、大幅な予算を上回る建設費用に、修道士会は、彼の設計を断り、1667年には、pier Francesco silvani ピエール フランチェスコ シルバーニと言う建築家に設計を依頼することになります。
教会や、礼拝堂、修道院が重なって作られていきますが、
最終的には、1749年に正面は、zanobi del rosso ザノービ デル ロッソ氏によって今現在の、全ての建物を統一感があるように見せる石造りのファッチャータ(正面装飾)が建設され、今でも、その美しいバロック様式の動きのある装飾には、中央に、「聖フィリッポ ダネーリ修道会の紋章「ステンマ」が、掲げられているのが見られます。」
近年2012年まで、フィレンツェの裁判所として利用されていましたが、裁判所が、空港近くに移動になったために、やっとフィレンツェ市に建物の所有権がもどされて、今では、右側の教会(礼拝堂)は、フィレンツェ市が開催する、展覧会、イベントスペースなどに利用されることになりました。

「ブライダルコーディネーター片庭みめがお勧めする理由!」


フィレンツェの旧市街の真ん中である、シニョーリア広場からすぐ近く(市庁舎であるヴェッキオ宮殿の後ろ)と言う立地条件の良さが魅力的な教会です。
特に、教会内部に入ると、その内側のフレスコ画、彫刻、タペストリー、天井画や、飾り円柱の芸術的価値に、感激される事でしょう!
しかも、全て、オリジナルの芸術品が、今でも貴重の保存されているという、美術館の様な、教会内部は、今でも、フィレンツェを訪れる観光客を惹きつけるスポットになっています。

周りは、ヴェッキオ宮殿だけではなく、ゴンディ宮殿(モナリザが最初に描かれた場所と言われている)や、バルジェッロ国立博物館というフィレンツェの歴史ある建物に囲まれた、美しい広場サン フィレンツェ広場に面していて、この教会の正面の荘厳なファザードと、更に、正面前のモニュメンタルな階段は、フィレンツェ挙式に相応しい場所の一つです!

この教会は現在でも、カトリック教会の管轄にあり、内部の芸術価値の高い装飾に囲まれながら、本格的なイタリアカトリック教会内で行われる挙式セレモニーは、荘厳な雰囲気に包まれます。

内部は、典型的に薄暗い石造りで、この教会の重ねてきた歴史の重みを感じることができ、
神聖な挙式を希望されている方には、お勧めの教会です!

教会内のデコレーションの素晴らしさ

 

 

会場詳細

挙式可能日 土、日曜日、祝祭日を除く毎日
収容人数 約200人
バージンロードの長さ 約20m
挙式の言葉 英語又はイタリア語
音楽 パイプオルガン
挙式スタイル セレモニーマスターによるブレッシング形式(法的効力はありません)
アクセス フィレンツェ駅から徒歩約20分、車で10分
フラワーシャワー、ライスシャワー ライスシャワー不可、フラワーシャワーのみ可能


 

オラトリオ教会  お薦めブライダルプラン

ベーシックプラン 料金
オラトリオ教会ウェディング 498,000円

上記プランに含まれるもの


(1)教会(または施設)使用料
(2)牧師(またはセレモニーマスター)への謝礼
(3)音楽奏者への謝礼(音楽は会場により異なります)
(4)通訳兼介添え(挙式場にて)
(5)結婚証明書(法的な効力はありません)
(6)生花ブーケ&ブートニア(季節の花のラウンド)
(7)挙式日の支度場所~挙式会場間のカップル送迎
(8)リングピロー
(9)アルターフラワー(造花)
(10)ピューフラワー(造花)


(1)挙式後乾杯用ドリンク(スプマンテ/カップル分+ゲスト分)
(2)婚姻受理証明書の翻訳

(写真上>>>天井の豪華絢爛な内装プロジェクトは、バロック様式)
教会内部の総省は、Gioacchino Fortini ジョアッキーノ フォルティーニ氏(1715):によって、プロジェクトされた、バロック様式の教会内部設計になっています。
主祭壇の彫刻は、慈愛と純粋さを表す二組の彫刻が置かれ、その横の壁からは、聖フィリッポ ディネーリの生涯の浮彫り彫刻が並んでいます。

<主祭壇の「慈愛」と「純粋さ」を表す二組の彫刻>


彫刻の他にも、フレスコ画、キャンバス絵画、タペストリーが並び、1600年代から1700年代のフィレンツェで活躍した芸術家のアートギャラリーとなって、訪れる人々の目を楽しませてくれる美術館の様な教会となっております。
(アーティスト名: Giuseppe Pinzani, Alessandro Gherardini, Antonio Puglieschi, Matteo Bonechi, Anton Domenico Gabbiani)

挙式のミサが行われる、主祭壇の真上には、Niccolò Lapi ニッコロ ラーピ氏によって描かれた大フレスコ画「聖なる三位一体と12使徒とフィレンツェの聖人達」が、バロック調の空に高く舞い上がっていくような躍動感のある画法で描かれています。
(写真下>>主祭壇上の大フレスコ画の様子)

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